カイコクとはマーケティング・デザインスキルを持つ優秀な人材と企業様をマッチングをする、複業・副業支援サービスです。
エンゲージメント(engagement)とは、約束や婚約、雇用など様々な意味を持つ言葉です。
日本のビジネスシーンにおいては「組織内におけるエンゲージメント」や「SNSにおけるエンゲージメント」などの形で用いられます。
ここでは主に、”SNSにおけるエンゲージメント”について解説します。
FacebookやTwitter、InstagramなどのSNSにおけるエンゲージメントは、アカウント運営者(企業)とフォロワー(ユーザー)との強い関係性、結びつきという意味で用いられます。
そして、その関係性や結びつきの強さを示す指標として、「エンゲージメント率」という言葉があります。
これはある1つの投稿に対する「いいね」「クリック」「シェア」などの反応の割合で、近年のSNSマーケティングにおいて欠かせない指標となっています。
では、このSNSのエンゲージメント(率)がなぜ重要なのでしょうか。
「フォロワー数が多ければ多いほど良い」という意見もあります。
たしかにフォロワー数も重要です。
しかし、届けた情報が市場のニーズに沿っているのか、ユーザーの興味を惹くことができているのかを確認するために、エンゲージメントが重要ととなるのです。
エンゲージメント率を意識することで、投稿に対するユーザーの反応や関心の度合いを把握しながらメディアを運用することができます。
SNSユーザーのエンゲージメントを高めるためには、投稿の工夫が不可欠です。
ここでは、エンゲージメント率向上におけるアイデアを4つ紹介します。
SNSでアプローチしたいユーザーがどのような人々なのか、彼らにどのような行動を促したいのかは、企業やブランドの価値観やビジネスの目的から決まります。
より効果を上げるために、ペルソナ設定*を行うのも有効な手段です。
*ペルソナ設定: アプローチしたいユーザー像を、実際にその人物が存在しているかのように詳細に設定したもの。
詳しくはこちらをご覧ください。「『ペルソナ』がマーケティングを変える!ペルソナの効果的な活用方法」
SNSではリプライやダイレクトメッセージなどの機能を用いて、ユーザーと直接コミュニケーションをとることができます。
投稿に対する反応にコメントを返すことで、ユーザーとのつながりをより強めることができます。
さらに、検索機能を用いることで、より多くのユーザーの声も確認することができます。
ユーザーからの声を待つだけではなく、企業側から積極的にユーザーとコミュニケーションをとることも効果的です。
ユーザーの分析を行うこと。
ユーザーとの交流を深めること。
どちらも大切ですが、その運営の方法が自分たちの目指す理想像と一致しているかがなによりも重要です。
たとえばこのデジマギルドを運営しているカイコクのTwitterアカウントでは、目標をデジマに関わる人の市場価値向上としています。
そして、その達成のために目標に対しての強い達成意識、思いやり、ユーモアを兼ね備えた優しい人というキャラクターを定めて運営しています。
このように、キャラクターの設定も含めてアカウントの方向性を定め、そこから逸脱することのないよう気を付けましょう。
現状を把握し、改善していくことも大切です。日々、エンゲージメント率を確認しながら運営することを心がけましょう。
また、人の考えや行動は数値だけではかることのできるものではありません。
どのタイミングでどのようなアクションがあったのか、ユーザーの行動における動機など、数値以外の定性的な部分にも着目することを忘れないようにしましょう。
いまやSNSマーケティングにおいて欠かすことのできない「エンゲージメント率」の向上。
ユーザーの関心度が数値化されるため、評価や分析の対象としてとても便利です。
また、定性的なデータを得ることにも役立つものです。
継続的な振り返りと改善を繰り返して、良質なメディア運営を実現しましょう。